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title pic プラネタリウム 天空

Posted on 2018年9月14日
Filed Under: 魂の記憶〜Amaltia Blog 雑談枠

先日、ふと思い立ってプラネタリウムに行ってきました。

 

KONICA MINOLTA プラネタリウム「天空」
https://planetarium.konicaminolta.jp/tenku/program/planetarium/spring_18/

 

プラネタリウムに行くのは恐らく人生で4回目だと思います。

45年くらい前に近所の公民館で夏休みに子供向けにやってくれたプラネタリウムが最初。そして、多分20年くらい前に渋谷の東急文化会館(現在のヒカリエの場所にあった建物)にあったプラネタリウムに行ったのが2回目と3回目。

おとなになってから行ったこの渋谷のプラネタリウムは、夢と希望を抱きワクワクしながら行ったものでしたが今ひとつ期待とは異なり、それに加えて星空が投影されている静かな空間に、開始数分でどこからか聞こえ始めた大きなイビキが最後まで続き、強烈な破壊力で全てを台無しにしてくれました。

宇宙に思いを馳せるどころか最悪の気持ちになったものでした。

3回目は、同じ渋谷のプラネタリウムで「素敵な音楽の夕べがある」と、そのイベントの関係者である友人に誘われて行きました。「プラネタリウムでやるなんて素敵でしょう!」と元気に誘って下さるお友達の笑顔を見ながら、生演奏中にまた寝る人がいたらどうする?と気が進まなかったのですが、この時は大丈夫でした。

確かTINGARA という沖縄出身のお二人のCD発売を記念するイベントだったかと思います(詳細は違うかもしれません)。

思い出したので改めて TINGARA を検索してみましたが、アルバムは2010年以降は出していないようですね。とても癒やされる、光がきらめくような美しい音楽なので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

その後は、気になりながらもプラネタリウムから遠ざかっていました。

それが今回急に行こうと思い立ったのは、映像クリエイターのKAYAGAさんがプロデュースしているという「星の旅 -世界編- “天空” 特別ロングバージョン」というプログラムに惹かれたからでした。

<作品内容> (*「天空」公式サイトより)

世界各地の星空を求めた、絶景を巡る旅

映像クリエイターKAGAYAが3年の歳月をかけて撮影した世界各地の星空、風景美を堪能できる本作。
北米、ハワイ、オーストラリア、南米ウユニ、ニュージーランド。
北半球から南半球、世界の星々を巡る旅へ――。
南十字星や天の川、ウユニ塩湖の水鏡に映る満天の星。
圧倒されるほど力強く美しい世界各地の絶景、そして儚くも美しい星空。忘れることのできない旅が、今、始まります。
___________________

KAGAYAさんの美しい写真は目にする機会も多く、どうしたらこんな写真が撮れるのかといつも思っていました。

その映像と星空を見られるのであればと思い、早速スカイツリーにあるプラネタリウム「天空」のチケットを取りました。会場の前方には寝転がれる特別シートもあるようでしたが、普通の席は後ろがオススメとのことでしたので、一番うしろの席を取りました。
ワクワクしながらも期待しすぎないように慎重に行ってきたのですが、心配は全くの杞憂でした。
始まってすぐに泣きそうになりました。
全天に映し出される美しい風景と星空に圧倒されます。最初の数秒で「来てよかった」と思いました。
そして、美しい映像だけではない、とてもわかりやすい星の世界の説明と、時にこの銀河を離れての遠い宇宙への空間移動。
あっという間の夢の時間でした。
また行きたい。他のプログラムはどんな旅が出来るのかと思いながら「天空」を後にしました。

癒やしが欲しいけど、中々日常を離れる機会がない。旅行に行く時間もない。あまりお金もかけられない。そんな方にはオススメです。

正にここに貼った作品のタイトル画像の中に自分がいるような、そんな感覚を味わえます。

 

 

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