体内時計のサイクル
Posted on 2012年10月30日
Filed Under: 魂の記憶〜Amaltia Blog 雑談枠
人の体内時計は25時間制で、24時間での日常とは少しずつズレが生じるのが自然・・・というのは知っていましたが、25時間ときっちり分けられるわけでもなく、26時間だったり30時間だったりする人もいるようです。
先日のワークショップ中にそんな話しになり、私は自分で30時間サイクルじゃないかと思うと何気なく言ったのですが、これを書く為に調べていて、本当に30時間サイクルというのもあるらしいと知ってちょっとビックリしました(ちょっとだけ)。
この、24時間制とズレが生じるサイクルを修正して24時間で動いている日常に馴染む為には、毎朝同じ時間に太陽の光を浴びれば良いようです。
ある一定以上(個人差あり)の光を数分~数時間浴びると、体内時計がリセットされ、新しい1日を刻み始めるということ。朝日を浴びる事で「セロトニン」が分泌され覚醒する状態になるのだそうです。
更に視神経を通じて、脳内の視床下部にある神経細胞に情報が行き、それが松果体に信号を送って14時間後に睡眠を誘うホルモンであるメラトニンを分泌するという流れになるようです。それによって、夜になると自然に睡眠をとる方向に自分が設定されるというわけです。
そして、眠ろうとする時は電気を消したり、暗い環境をつくることが大切。
ふむふむ。
また、起床前の16時間、何も食べないことで、体を”食に飢えた”状態(空腹)にすると睡眠サイクルがうまくリセットできるらしいです。
不眠や不規則な生活(時差ぼけ等)で困っている方は、意図して朝日を見たり食事の調整をしてみるのもひとつですね。
昼間、眠くて仕方なくなった時は10~15分程仮眠を取ると良いそうです。
状況が許すのであれば、日常の中での食後の短い昼寝は良い習慣かもしれませんよ。
そういえば、有料の仮眠(昼寝)専用ルームが出来て話題になった事もありましたが(昔ね)、あれも必要に応じたサービス業というわけですね。
私自身、昼間に限らず5分とか15分のショート睡眠を取る事がありますが、ストンと睡眠にはいった場合の5分では、まるで1時間以上ぐっすり眠った様なスッキリした感覚で目が覚めます。
こういった短い睡眠の後は頭がスッキリしているので、何かをするのも効率が良くなります。
ワークショップ中に、どうにも眠いエネルギーが室内に充満する事がありますが、これからはその時には10分程の誘導瞑想を入れてみるのもいいかもしれませんね(笑)。
恐らく短時間でも深く入り込むでしょうから、終わった後にスッキリするという以外の思いがけない効果があるかもしれません。
ちなみに、このような睡眠を取ったのと同じ位かそれ以上にクリアになる方法が、初級ヒーラー養成で覚えて頂いているエネルギーワークです。
私はここ数年(または数十年)、自分のサイクルを「ロンドン時間の日々が続くと、やがてLA時間になり、そして日本時間になるローテーション」と言っています。
ちなみに今は、この間までロンドン時間だったので、LA時間になってます。
今日はLAの午前10時に起き出しました。
そう、ここのところは連日午前2時半ちょい前に目が覚めるのです。
21時に寝ても、0時に寝ても。
そのうちまた日本時間に戻るでしょう。
1~2週間で自然に切り変わって行きます。
時々、 サイトの更新時間やメールの送信時間を見て、「随分遅くまで起きてるんですね」とか「寝ていないのですか?」とご心配を下さる方もいらっしゃるのですが(ありがとうございます)、そんなわけであまり24時間制に当てはまっていません。
(セッション時間やワークには支障がないように調整はしていますので、大丈夫です。)
私は30時間の体内時計にあまり不自由を感じていないので、体内時計に従ってやって行こうと思っていますが、リセット方法を知っておくと上手にコントロールも出来るので良いですね。
朝日を浴びるのは、この体内時計のリセットという事以外にも、精神的にクリアにしてくれる作用もありますよ。
余談ですが、この体内時計の話しは、1980年代頃に多発した「ふと起きると必ず2時ぴったりとか4時ぴったりが毎日続く」というのとはちょっと違いますね。
これ、世間で話題になった事があるくらいなので、同じ体験をしている人も多いはず。今でもたまに話題にのぼる時期があるようなので、続いているんでしょうね。
これは外部的な影響によるものだったりします。